9月 16, 2025

infinity

醒めない夢4月1日の朝、主人公「石原誠」は最悪の目覚めを迎えた。誠が見た夢、それは……「目の前で女の子が非常の死を遂げる夢」それは誰だったのか、その場所はどこだったのか、詳しいことは覚えていない。ただ1つ、その日が6日後の4月6日だったということを除いて……。
西暦2011年1月11日 火曜日―― 羽田空港を飛び立った小型旅客機CRJ110「HAL18便」は、『冬川こころ』を乗せ、 一路日本列島の最北端「稚内」を目指していた。しかし、同機は原因不明のトラブルに巻き込まれ、雪深い山脈に墜落してしまう。 九死に一生を得たこころ達4名だが、新たな脅威が彼女らを襲う。――急転する天候・寒さ・暗闇・飢え・怪我……。 そんな中、発見される驚異の事実。「7月4日」付けの新聞 ――なぜ未来の新聞が!? その記事には『旅客機墜落事故の乗員乗客は、ゆにを除いて全員死亡』とあった。 3人の死亡原因は墜落そのものではなく、雪崩事故。 雪崩の発生日は、6日後の1月17日。 誰かの悪戯? でも、何のために……? もし、この新聞が本物だとしたら、予言?彼女らは死んでしまうというのか……。 死へのカウントダウンは、すでに始まっている。 こころ達は、この人里離れた酷寒の地から無事脱出することができるのだろうか? この舞台に登場するキャラクターは、こころ、黛、黄泉木、ゆにの4名。 そして、もうひとつの舞台――...