舞台は都市文明と産業の発展した現代の日本。もはや、誰も神の存在を信じていないかのようなこの社会で……社会の闇深くに魔は潜み、一部の人間と結託して暗躍していた。そんな折、法王庁から一人の少女が日本へと派遣された。法王庁公認のエクソシストにして、若干14歳の少女。洗礼名はマリア。マリアは東京のミッション系スクール、聖バルビナ学園に編入し、学生エクソシスト隊に所属する。彼女は祖母の代からの呪いのため、14歳の万聖節までにその命を落としてしまう運命にあった。その呪いを解くために、マリアは当然のように、目の前の悪魔を狩る。しかし、次第に増えていく悪魔による取引。欲望と妄想の渦巻く悪魔的儀式を思わせる、謎めいた反抗。つかの間の学園生活を楽しんでいたマリアは、悪魔結社との戦いに巻き込まれていく。マリアと、彼女を取り巻く少年たちの試練の先にあるものは……?異端のエクソシスト綺譚の幕が開ける!CAST:阿澄 佳奈(マリア役)、平川 大輔(ウリエル役)、高橋 広樹(宗像 市竜役)、下和田 ヒロキ(九条院 日和役)、杉山 紀彰(秀麗 水鏡役)、下野 紘(御柱 キリト役)、柿原 徹也(クラウス・エアハルト役)、星野 貴紀(ファーザー役)、藤原 祐規(ジード役)、KENN(ジョーカー役)、石井 真(イルミナ役)、横田 紘一(ヴェガ役)、安元 洋貴(ダークネス役)、佐藤 有世(ロップ役)、若本 規夫(法王ザカリアス役)■悪魔と戦うローマカトリックのエクソシスト達当作品では謎の悪魔や謎の神を召還するエクソシストではなく、真正面からバチカンから派遣されたエクソシストを表現しています。一般的なゲームでは宗教表現はご法度ですが、映画や小説では非常に一般的なことです。本作は、その為バチカンまでロケを行い、実際のローマ各所をアレンジした背景をゲーム内に散りばめています。■天使悪魔の綺麗なだけの作品ではない。キリスト教原理主義で見られる自傷行為の表現や、江戸時代にあったキリシタン弾圧、その末裔の神父。戦国時代、キリシタンが行っていた硝石の取引など……、様々な時代の問題に微妙に触れることで人を選ぶ作品になっています。